






SOLD OUT
岩手県北部八幡平の麓、
安代の地域は長い冬は雪に閉ざされ、
夏でも季節風やませによる冷害があり、
昔から厳しい環境の中、人々は野草や山菜、
そして限られた作物を育て
冬の間食べる食物を保存し暮らしてきました。
今回はそんな八幡平、安代に暮らし
代々受け継がれてきた地域の味を作り続けている
佐藤ひとみさんに
東北の短い夏の間に仕込む
『八助梅』と回ごとに異なるテーマの保存食の知恵や
夏に食べる郷土料理などについて
3回に渡って教えていただこうと思います。
話だけではなく味や香りなど
五感での体感もしていただきたいので
ひとみさんが作り続けている
保存食や発酵食のセットもお届けします。
岩手県の郷土料理と一言ではくくれない
県北部の八幡平/安代の食文化や
そこに暮らす人の魅力を感じていただけたら嬉しいです。
ところで、みなさんは八助梅をご存知でしょうか?
八助梅とは青森県や岩手県北部の一部で
杏を八助梅と呼び
梅干しのように夏に保存食として作り続けてきたものです。
一般的な梅に比べ大ぶりで梅とはまた異なる
杏の風味とそれを包む赤紫蘇の香りがなんとも言えません。
梅に比べて手間がかかる上、
栽培している農家さんが少ないため
岩手のスーパーをのぞいてもあまり目にすることはありません。
●内容
・3回のオンライン講座で八助梅の仕込みに合わせて
それに関連した八幡平の食文化をご紹介いただき話をしてもらいます。
・ひとみさんの作った保存食や八助梅の詰め合わせ
・八助梅レシピ、各回レジュメ
・八助梅の購入先URL
※八助梅仕込みで使う八助梅と赤紫蘇、必要量を各自ご注文いただきます。
参加費には含まれません。
※八助梅の状態に合わせて仕込みを進めていきますので
予定の日程に仕込みができるとは限りませんがその場合、後日アーカイブをお送りします。
●日程
午前の部 10ー11時半 交流会11時半ー13時(30分)
・7月17日(日)八助梅の下漬けと塩蔵の話
・7月23日(土)八助梅天日干しと乾物のお話
・7月30日(土)八助梅本漬けと漬物のお話
※交流会は自由参加ですが、面白い小話が飛び出す可能性あります。
※各回のテーマは変更する場合がございます。
※オンラインはzoomで行います。
●人数 各回15名
●価格 13、500円(税込)
講師:佐藤ひとみ さとうひとみ
岩手県八幡平市の食文化を伝える郷土料理人。
自家栽培や地元の食材を使っての郷土料理の体験、教室などを行う。
季節毎に行う農作業や山歩き、保存食づくりなど
暮らしに寄り添い暮らし方を提案している。
進行:ヤスダ 屋
協力:縦糸横糸合同会社
東北の暮らしの中で受け継がれる「地域文化」のアーカイブ、
発信に関する企画からデザイン制作を行う。
これまで地域文化×教育、地域文化×デジタル技術など様々な領域の方々との
プロジェクトに参画。2016年設立
WEB : https://tateito-yokoito.com/